わたしの人生ロールケーキ🍓

好きなものを好きなだけ

リカちゃん人形から学んだ、とても深い大人の愛。


近所のえーちゃんの
お母さんから学んだ


深い愛のお話しです。


えーちゃん
のおうちはお金持ちで、

なんでも持ってる、揃ってる。


ファミコン
シルバニアファミリー

かわいい洋服、自転車、一輪車、、

ぬいぐるみ、お人形の数々。


リカちゃん人形で遊ぶの
みんなやりましたよね♪


着せかえしたり
おうちを作ってみたりね。


cakeはリカちゃん?
ではない、リカちゃんに
似せた人形を持っていました。

えーちゃんは、もちろん
リカちゃん人形を持っていて、


しかも2体!!


遊びに行くといつも
貸してくれて、
おままごとして遊んでた。


と、ある日
えーちゃんがいよいよ

バービー人形を
買ってもらったという!


いいなあー、見せて見せて♪


わあ、金髪のウェーブパーマ
リカちゃんよりも身長が高くて

ボインのナイスバディだー


遊んでるうちにね、

わたくしの心のなかに、悪魔が

悪魔の声がするんだよ。



えーちゃんはずるい

リカちゃん
ふたつも持ってるのに

バービーちゃんも
買ってもらうなんて、、


このリカちゃん、
ひとつ失くなっても

えーちゃんは気づかないんじゃ?

だって
もうひとつのリカちゃんと

こんなに素敵な
バービーちゃんがいるんだもんっ



悪魔のcakeは
また明日ねっ、てこっそり

リカちゃんを持って帰った、、、


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家に帰って心臓がバクバク

ど、ど、どうしよう。

本当に持って帰ってきてしまった。

悪いことをしてしまった、
今ごろ後悔しても遅すぎる、、、



なんとかしなきゃって。


これは盗んできたんじゃない
cakeのリカちゃんだもん!!


ってね、



ハサミで
髪の毛バッサリ切ったの



髪の毛が短くなった人形をみて

これは、えーちゃんのではないっ


えーちゃんのは
もっと髪の毛が長くて、、、





ボーゼンとして
部屋に籠ってたところに


家のピンポンが鳴る。


ああ、きた。


怒られる、どうしよう。

なんて言えばいい


泥棒だ、、
とんでもない事をしてしまったと


恐怖に包まれて倒れそう。


玄関からは
えーちゃんのお母さん


大好きなおばちゃん。



うちのお母さんと話してる



おばちゃん怒ってる?
cakeのことキライになった?



固まって動けない


聞こえてくるおばちゃんの声。


。。。。。
『えーがcakeに。。。』


。。。
『あげたんだ。。。』


。。
『cakeにリカちゃん人形。。』



え!!!



えーちゃんがcakeに
リカちゃん人形をあげたんだ。


って言ってるように聞こえた



おばちゃんが帰る、
お母さんが部屋にきて



えーちゃんに
リカちゃん人形もらったんだって?
わざわざ言いに来てくれたよ、

ちゃんとお礼言ったの?



もらった?
リカちゃん人形を、、?



小さい頭で
考えまくって、でた答えは


帰ったあと片付けを
していたえーちゃんが

リカちゃんが
ひとつ無いことに気づく。


えーちゃんがcakeが

持っていった!
とおばちゃんに伝える。


おばちゃんは
ふたつあるんだから、
cakeに一個あげなさい。と言う


今ごろ
cakeが悪いことをしたと
悩んでいるだろう、
悩まなくてもいいようにと


世間話
しにきたついでのように

さらっとリカちゃんを
あげたと伝えて帰っていった。。



これは小さな頭で
考え抜いて、でてきた答えで


真相はわかりません。


次の日えーちゃんも
その事はなにも言いませんでした。

わたくしも、何も言えませんでした。


なにもなかった
かの様に振る舞う

えーちゃんとおばちゃん


それでも謝れない
cakeを責めることもなく



残るは後悔と
おばちゃんがくれた深い愛。




あんなことして
本当にごめんなさい



毎晩みている、
cakeのことを。。




ボサボサ頭のリカちゃんが、、







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