ポットから、愛が詰まった冷たいカルピス。
近所に住むえーちゃんの
おうちに遊びに行くとね、
いつも優しく迎えて
くれるお母さんがいて。
おばちゃん、おばちゃん
と言っては懐いておりました。
いつも手作りの美味しい
おやつを出してくれてね♪
暑い夏に
遊びに行ったある日。
その日
おばちゃんはいなくて、
あがってー!とえーちゃん。
茶の間に入ると
電話のわきにポットがあって
ガラスのコップを持ってきて
注ぎ口に。。。
えっ!!
コップ割れちゃうよーー
えーちゃんが
勢い良くポットを押すと
出てきたのは白い飲み物っ
そして冷たいの!!
ポットとは
熱い熱湯が出る危険なもの。
と認識していたチビcakeは
目からウロコくらいの
衝撃を受けたっ、えっ!?
ポットから冷たいカルピス!?
なんてことっ!!
わたくしにとっては
夢のような出来事でっ
そんなことを
思い付くおばちゃんは
ほんっとに、スゴイっ!!
えーちゃんが
飲んで♪と注いでくれた
冷たい、冷たいカルピスが
どれほどcakeの
ハートを掴んだことでしょう。
こども達が
帰ってくる時間にあわせ
ポットだよっ!
ポットにたくさんの氷と
あの頃は
瓶に入った特別なカルピス
濃いめに作って
おかれたそのカルピスは。
真夏の太陽に照らされて
暑さで汗だくになりながら
赤いランドセルで
背中がもう、ビッショリだよ
そんな二人を、一気に冷やす。
キンキンに冷えてても
あまーったるく濃厚に
仕上がっていた、あのカルピス。
おばちゃんの愛が詰まってる
心から、そう感じたふたり🍒