点滴が耐えられない、その心理とは。

点滴をする機会って
滅多にないですよね。

わたくし、子供のころは
身体が弱くてしょっちゅう

入院してまして、
そのたびに点滴されて

点滴はもう
慣れっこにすらなっていた。

大人になってからは

有り難いことに
とっても丈夫になり♪

点滴の機会も
滅多になくなりました。

そんなある日、
これはヤバいい！！

というくらい具合が
悪くなった時があって、、

なんとか病院に行ったら
栄養補給のために点滴します。

と言われ、
わあー点滴久しぶりー

なんてベットに
横になって看護師さんが
来るのを待っていました。

針を刺されるのは怖いけど、

それよりも具合が悪いほうが
勝ってるからなんとか刺され、

一安心して横になっていた。

２時間かかると言われ

ああ、これで楽になれる
少し眠ろう。。。

ん？
なんだか気持が落ち着かない

いや、気のせいか

いやーーーっ、これは
気のせいなんかじゃないっ

なんだ、なんだろう
この情緒不安定な気持は、、

見上げるとポタポタと
一定を保って落ちてくる液体

それを辿っていくと
自分の腕に刺さった針

こわいーっ、怖いよっっ
わたしは
今この管で繋がれている

動けない、何処へも行けない

腕に針が刺さっているから
少しでも動かせないっっ

とんでもない恐怖が
一気に襲いかかってきたー

！！！
こんな恐ろしくも
言葉にできない感情が

どっっと込み上げてきてっ

これはまずい、これはまずい

気のせいだ、
なにか別のことを考えて
気を紛らわせなくてはっ

それが逆に焦りとなり

なんだかパニック寸前に！！

これを２時間？？

むりっ！！

けれど
なんて伝えればいいの？

怖いから抜いてください？

そんなこと通用するのかな

さっきまで普通だったのに
急にそんなこと言い出したら

変な人だよね

どうしよう、、
なんとか耐えるんだcake

ほら、半分まできたよ。

ポタポタ、ポタポタ

なんて遅いの、、、、
汗ビッショリなんですけど、、

トトトと落として
早く終わらせてほしい

がんばれ、あと少しっ

なんとか、耐えてあと
３分の１まできたその時

もう無理っって
呼び出しボタン押したーーー

来てくれた
看護師さんが天使にみえる。

『はやく帰りたい！
もう耐えられないので
点滴外してくださいっ』

言ったー
やっと言えたよーーー

もう泣きそうだったわ

看護師さんは

わかりました、
外しますねーって優しくて

いい大人が、だだを
こねているようにしか
見えないはずなのに、、

流石プロの方だわ、
ありがとうございます！！

あああ、やっと帰れるのね

あの恐怖から
解放されたーーー

点滴から解放された
解放感からか、はたまた

点滴で栄養補給
されたおかげなのか？

どちらかは分からないけど

帰りはすっかり元気に
なっていたcakeなのでした🍎

お花いちごアイス。

チラッとイタリアン
レザーなトートバック。